自然素材 > 会社情報 > 社長メッセージ > 年間10棟までしか建てない小さな工務店


■Writer グランディアホーム株式会社 代表取締役 村上 仁
腕の良い職人が少なくなりました。
いなくなったと言っても良いかもしれません。
理由は、全国的に住宅着工棟数が減り、そんな中でも、テレビCMで有名タレントを使って大々的に宣伝しているローコスト住宅会社や大手ハウスメーカーが、着工棟数を伸ばし、そこに職人が仕事を求めて行ったからです。
職人としては、退屈な仕事でしょう。 建てるお客様には大変失礼ですが、やり甲斐がないと聞きます。 決まりきった間取りで、使われるものも一辺倒、技術が必要ない。
こういう時代ですから、職人も自分のこだわりよりも、生活の安全を選択するのは何も不思議なことではありません。
それに、住宅の建築現場の近くを通ると、工期短縮のために、休みもなく早朝から夜中まで照明を付けて仕事をしている職人をよく見かけます。
なぜなら、これらの会社が職人に求めているのは、腕の善し悪しではなく、工期短縮です。 腕の善し悪しは、2の次で3か4番目でしょう。 はっきり言って、職人が多く揃っていれば良いという考えだけでしょう。
その証拠に、ローコスト住宅会社や大手ハウスメーカーには20代にしか見えない経験の少ない若い職人が溢れています。
どんなに自然素材にこだわっても職人の腕が悪ければ・・・
住宅は腕の良い職人がいなければダメです。
当然です。
でも、そういうことが言われなくなりました。 長期優良住宅、太陽光発電、オール電化、実績・・・、 自然素材も同じです。 職人の腕が悪ければ、台無しです。
私たちは年間に10棟しか建てられません。 それは、それ以上に住宅建築を依頼されたとしても、自信を持った建築ができないからです。
住宅を建築するというのは、会社が立派だとか、営業担当者の人柄がよい、設計力があるだけで選んでは不充分です。
なぜなら、住宅は職人で決まるからです。 ただ、この考え方に共感されない住宅関係者も多いと思います。
でも、私たちは職人で決まると言い切ります。 それが根底にあって、自然素材を使っています。 自然素材というのは、工事中の取り扱いに一癖も二癖もあります。100%本物の自然素材であればあるほど、職人や私たちも経験や気遣いが必要です。
私たちが1年で10棟までしか建てない理由は、自信を持って任せられる職人が現在は10棟分までしかいないからです。









