自然素材の家 > 『純度99%自然素材』とは? > 珪藻土
まずは珪藻土の特徴を『珪藻土マスター』の山本太郎氏が解説する『珪藻土の教科書(動画版)』ダイジェスト版をご覧ください。
珪藻土を使うことで得られる快適性をまとめると、
- 結露を防ぎ、湿度を調整する調湿効果によりカビやダニの発生を防ぐ。
- 消臭効果が高く、ペットやタバコなどの臭いを消す。
- 蓄熱・蓄湿効果が高く、冬の場合は日中の室温熱を蓄え、室温が下がると熱を放出する。
この快適性は、約60種類ある珪藻土なら全てにはありません。
合成樹脂などが含まれている珪藻土では、これらの快適性はほとんどないと言っても言い過ぎではありません。『なんとなく前よりは結露が少なくなった気がする・・・』程度です。
そして、珪藻土の採掘地も北海道以外の珪藻土では、これらの快適性はほとんどありません。
秋田県産はビールの濾過材で、石川県産は七輪に使われていて、珪藻土の特性と用途が異なっているからです。
要するに、約60種類あると言われる珪藻土のほとんどが、快適にはならないということです。
このような快適性を実感できる珪藻土は約60種類ある中で、ほんの一握りしかありません。
その一握りの珪藻土が『メソポア珪藻土』です。
調湿効果が衰えることない唯一の『メソポア珪藻土』
※調湿効果・・・珪藻土の特徴である湿度の吸放湿を調整し結露を抑える機能
メソポア珪藻土の優れた調湿効果と安全性を、その他の有力珪藻土メーカーの製品と比較してみました。
『吸放湿量』とは珪藻土1㎡当たりに湿気を吸放湿する量を表し数値が高いと、調湿効果が高いということになり、『珪藻土含有率』は珪藻土が含まれている割合を表し、高ければ珪藻土の純度が高いといえます。
| 吸放湿量 | 珪藻土含有率 | 接着糊の成分 | 安全性 | |
| メソポア珪藻土 | 155.1g ⁄ m² | 80% | 食用のり | ☆☆☆☆☆ |
| A社 | 75g ⁄ m² | 58% | でんぷん糊 | ☆☆☆☆☆ |
| B社 | 80g ⁄ m² | 40% | 無機粘土 | ☆☆☆☆ |
| C社 | 109.4g ⁄ m² | 40% | 合成樹脂エマルション | ☆ |
| D社 | 約69g ⁄ m² | 20% | 塗布時に粉末樹脂を調合 | ☆ |
※ すべてメーカーが表示している数値です。
※ ホームページ上では全て匿名で表示していますが『自然素材の勉強会』では、具体的なメーカー名を挙げてご説明しています。
なぜ、メソポア珪藻土はこれほどまでに高性能なのでしょうか?
第一に接着剤に『樹脂』を使っていないからといえますが、
その秘密を『珪藻土の教科書(動画版)』に登場していただいた
珪藻土マスターの山本太郎氏は、以下のように述べています。
「珪藻土の代表的な特徴である調湿機能は、『ポア』(珪藻土の穴)の
大きさによって決まります。メソポア以外には、調湿機能がないのです。」
この『ポア』とは、肉眼では見ることが出来ない珪藻土の細孔(穴)のことです。
- 『マクロポア』・・・大きめのポア、調湿機能が少ない。
- 『ミクロポア』・・・小さめのポア、吸湿機能は大きいが放湿機能が少ない。
- 『メソポア』・・・・大きすぎず、小さすぎず、ちょうど良い大きさのポア、調湿機能に優れている。
※『メソポア』とは、直径2~50ナノメーターの細孔(穴) (ナノメーター:百万分の1ミリ)
そして、現在多く使われている珪藻土のほとんどが『マクロポア珪藻土』です。
ですから、珪藻土と言っても、ほとんどの珪藻土には調湿する機能がありません。
これが、室内に珪藻土を塗っても、結露やカビ・ダニが無くならない理由です。
珪藻土はビールのろ過材や土壌改良材としても使われていて、現在市販されているほとんどの珪藻土は、これらのために採掘されて使われずに余ったものが住宅に使われる珪藻土となっていると言われています。
『メソポア珪藻土』は、唯一、調湿機能のある珪藻土であり、住宅に使われる塗り壁専用として北海道で採掘されています。
そして、接着剤に『樹脂』を使うと調湿機能・吸放湿量が低くなるのは、『樹脂』によって、『ポア』(珪藻土の穴)が塞がれてしまい、穴が無くなってしまうからです。
『メソポア珪藻土』の調湿実験
熱湯(90℃)をそれぞれの水槽に入れて、約10分後の水槽内の湿度が何%になっているかの比較
左側がビニールクロスの部屋(ガラス水槽と同じ環境という前提)で、右側が『メソポア珪藻土』が塗られた水槽の比較。

このように、珪藻土には湿度を吸収・調湿する高い機能を持っています。
ただし、先にもお伝えした通り、『メソポア珪藻土』以外の珪藻土では、このような湿度を吸収・調湿する高い機能はありません。機能があるとしても、長い時間がかかってしまいます。
珪藻土と一言で言っても、約60種類あるので分かりにくいものです。
自然素材建築研究所では、珪藻土に関しては特設ページを設け、さらに詳しく解説しています。
こちらをご覧になり、さらに珪藻土に関する知識を深めてください。










