自然素材 > ■ グランディアホーム お客様に聞く - 宮澤洋一様 香子希様 ご夫妻

(左)宮澤香子希様 (中央)宮澤洋一様 (右)グランディアホーム代表:村上仁氏
今日は、千葉県山武郡大網白里町の宮澤様邸にお邪魔しました。「薪ストーブのある、古民家風の家を建てたかった」とおっしゃる宮澤様のお宅は、ほっと心が和む、懐かしい雰囲気。ご夫妻は、土地を購入後、工務店を30件以上探し、グランディアホームに建築を依頼しました。そんな宮澤様に、30代で建てたマイホームについて、詳しくお話をお聞きしました。
敷地面積:202.05m²(61.12坪)
延床面積:11.375m²(33.62坪)
本体施工床坪単価:約65万円
施工年月:2010年11月
-- 梁、床、柱、建材はすべて無垢の杉ですか。
はい。見える木材も、見えていない床の下や天井、屋根の裏も、千葉産の杉を使っています。薪ストーブの周りは、熱くなるので防火タイルを敷いています。建具は、古民家で使われていたものを探して、職人さんに取りつけていただきました。この家は、妻の希望というか、わがままというか、こだわりがいっぱい詰まっていて、僕も職人さんも、苦労したんですよ。
「吹き抜けと階段からも、暖かい空気が上がります」

和室の先に無垢のフロアが広がる
-- 奥さんの香子希(かずき)さんにお聞きします。ご希望のマイホームは実現しましたか?
そうですね、実現できたと思います。最初は、サーファーが集う海辺のカフェみたいな、アメリカンタイプの洋風の家がいいと思っていたんです。土地を買ったあと、モデルハウスや新築の家を見学しているうちに、日本の気候風土に合う家が住みやすいのではと考えるようになり、流行に左右されない和風の家に惹かれていきました。そんなときに古民家特集の雑誌を見て、「これだ!」って。「古材の建具を使って、古民家風の家を建てたい」って、自分なりのテーマができたので、それを叶えてくれる工務店探し歩くうちに、グランディアホームに出会いました。「ここだったら、私のわがままを叶えてくれそう!」っていい予感がしたんです。
-- グランディアホームは、奥さんの要望に応えてくれましたか?
はい。親身になって、私の要望に応えてくれました。古い建具に特注で枠を作って収めるのは、至難の業だと、いろんなメーカーの方が言っていました。それを「できる」と言ってくれたのは、グランディアホームと、宮大工さんだけでした。宮大工さんは、「そういうの得意だから任せろ!」って張切ってくださったのですが、デザインがお寺っぽくてちょっと私たちのイメージとは違っていました。グランディアホームは、無垢の杉をふんだんに使った自然素材の家づくりを得意としていたし、薪ストーブと自然素材の相性が抜群に良いとわかったので、お任せすることにしました。
-- 素敵な薪ストーブですね。
「宮澤さんの薪ストーブ」
ありがとうございます。妻が、どうしても薪ストーブがほしいというので、一から薪ストーブのことを勉強しました。
-- 奥さんは、薪ストーブに特別な思い入れがあったのですか。
はい。長野県に住む友人のご実家にお邪魔した時、友人のご両親が薪ストーブを焚いてくれました。あの時の感動が忘れられなくて。薪ストーブのある暮らしに憧れていました。
実際に使ってみたら、こんなに手間のかかるものだとは、想像もしていませんでした。煙突掃除に、薪集め、薪割り、もう大変でした。薪をストックする場所も必要になってきたので、近所に畑を借りたんですよ。
-- 薪ストーブを、どんな風に使っているのですか。
11月に入居してから4月まで、ずっと朝晩、薪ストーブを焚いています。週末に薪を集めて、薪割りして、薪を天日で乾燥させてから使っています。生木は火がつきにくいし、煙が出て大変でした。そんな失敗もありましたが、薪集めや薪割りを通して地元の方とも交流できましたし、薪ストーブ愛好家の仲間も増えました。
「畑を借りて、ひと冬分の薪をストックしました」
「真冬でも、朝晩焚くだけで、2階まで温まります」
ひと冬を薪だけで越すなら、一トンくらいは必要だと聞いていたのですが、うちは朝晩しか焚いていなかったので、三分のニくらいで済みました。薪が消えても家の中は半日以上、暖かいんです。
手慣れた手つきであっという間に薪ストーブを焚く宮澤さん

広々したリビングから
2階まで暖かさが広がる
-- ストーブの上でも料理ができるって、主婦にはうれしいことですね。
はい。ここでご飯を炊いたり、コトコト煮こみ料理を作ったりしています。お湯を沸かして、加湿にも使っています。真ん中に乗っているのが薪ストーブ用の土鍋です。この土鍋でご飯を炊いています。強い火力と遠赤効果で、お米の粒が立って、甘味のある美味しいお米が炊けるんですよ。
「この耐火タイルの壁と煙突は、手作りなんです」
「この土鍋でごはんを炊いています」
「冬でも薄着で過ごせました」
-- 今年の冬は、例年より寒かったのですが、宮澤さんの家では、いかがでしたか
外は、北風が強くて、凍えるような寒さでしたが、家の中は暖かくて、薄着でいられました。以前、千葉の津田沼にあるマンションに住んでいたときは、冬になると、床が冷たかったけど、無垢杉の床は、真冬でも裸足でいられるんです。この違いには、びっくりました。
すごく寒い日に、友人が遊びに来てくれて、2階に泊まったのですが、夜中に「暑い!寝てらんない」って、布団から出て、パジャマを脱いで半袖になったんです。普段は寝る前にはストーブを消すのですが、友人もいることだし、いつもより多めに薪を入れたんです。あんまり暑いから、真冬なのに窓を全開にしたんですよ。今は、薪ストーブでの温度調節にも、だんだんと慣れてきました。何事も、経験ですね。
■ 土地購入後、1年間探し続けた工務店。「これでやっと家が建つ!!」
-- 宮澤さんは、土地を購入してから、どのように工務店を探したのですか。
土地を買った後、1年がかりで工務店を探しました。週末には妻と一緒に工務店巡りをして、モデルハウスや建築現場の見学会に参加していました。30件以上の工務店や大手ハウジングメーカーの家を見て回りました。そんな中、だんだんと自然素材の良さに惹かれていきました。ネットで自然素材をキーワードに検索したらグランディアホームの『自然素材の学校』というページを見つけ、勉強会に参加しました。
-- どんな勉強会だったのですか。
まず、『自然素材の勉強会』で一時間ほど説明を受けました。他社と比べて、こだわり方が半端じゃないというのが率直な感想です。家を建てるなら、素材の知識を深めておこうと考え、現場見学会と、グランディアホームが提携している千葉県の杉の日帰りバスツアーにも参加しました。
-- グランディアホームに家を注文した理由をお聞かせください。
(理由1)薪ストーブと古材の建具を使いたいと言う妻の希望を「実現できる」と言ってくれた
(理由2)どこよりも、本物の自然素材にこだわっていた
(理由3) 施主支給(※)したいという希望にも、柔軟な対応をしてくれた
(※)施主支給とは:設備や建材を、施主が直接、自分で購入、手配をして、施工会社に支給して施工すること
-- グランディアホームと他社を比較して、どのような違いがあったのですか。
柔軟に対応をしてくれたところが、他社と大きく違いました。殆どのハウジングメーカーは、施主支給を嫌がりましたし、古材の建具は備えつけが難しく、手間がかかるので「困ったな」という顔をするんです。古材と施主支給がネックだったと思います。代替えに既製品をすすめられることに抵抗があって...・。住むのは僕たちなんだから、もっと自由に作りたいと思っていました。
グランディアホームは、僕たちが、物も家も長く大事にしたいと考えていることをよく理解してくれて、前向きな提案を出してくれたので、なんでも相談できました。妻が選んだ施主支給の製品に対しても「いいですね!」と、快く引き受けてくれました。
玄関から和室を望む。
趣のある古材の建具
引き戸を開けると、広々とした
空間が広がる
玄関、手前に大きな下駄箱、
奥はウォークインクローゼット
リビングから和室を望む。左は開放的なキッチン。
吹き抜けの天井から、陽光が降り注ぐ
2階も、ふんだんに千葉産の無垢の杉を使用。
珪藻土の壁に、古材の建具を使った収納
■ 大工さんと建具屋さんの職人魂「指一本で開く、古材の建具」
-- 家が完成した時の感想をお聞かせください。
うれしかったです。2010年の4月に着工し、11月の完成まで8ヶ月間、ほんとうに待ち遠しくて、僕らは毎週、休みの日には現場に来ていました。いつ現場に来ても、大工さんが親切に対応してくれて、質問にも丁寧に答えてくれました。ややこしい注文をしたので、職人さんには苦労をおかけしましたが、本当によくやってくれました。サイズがそれぞれに違う建具の設置は職人さん泣かせの注文でしたが、職人魂を見せていただきました。重い引き戸が、指一本でスッと開閉できるんですよ。
和室には雪見障子の趣がある古材の建具
規格外の建具を、職人の技でピタリと納めた
-- それぞれに規格の違う建具が、指一本で開閉できるとは、すごいですね
職人さんの技で、見事に納めてくれました。僕らが用意した建て具は古いものばかりで、ひとつひとつ寸法が違うし、反っているものもあったので、寸法取りも大変だったと思います。限られた予算で納めるために、建具職人さんと、大工さんが協力し合って、少しでもコストが抑えられるよう協力してくださいました。古い建具の中には、修復が必要なものもありましたが、大工さんと建具職人さんが連携しながらがんばってくれました。
-- 薪ストーブと、建て具のほかに、施主支給で用意されたのは、どれですか。
オーダーメイドのステンレス製キッチン、陶器の洗面台、照明と、外壁のブロックです。社長の村上さんが、快く引き受けてくれて、私たちが用意したものに、好意的だったことがうれしかったです。社長のブログでも「宮澤さんちのキッチンいいなぁ」って書いてくれました。
サビに強いオールステンレスの特注キッチン
陶器製の大きな洗面台
テーブルの下には、ご主人希望の掘りごたつが
沖縄の外壁、奥さまが雑誌で見つけて一目ぼれ
-- 施主支給の打ち合わせは、スムーズにできましたか。
「これは僕らの夢ファイルです」
施主支給の打ち合わせは、丁寧過ぎるくらいが丁度いいと思います。メーカーさんが得意とする既製品を選ぶ方がずっとスムーズなやり取りができるでしょう。施主支給の場合は、こちらが責任を持って情報を伝え、ちゃんと伝わっているかどうか、現場に足を運んで、職人さんと打ち合わせする必要があります。
特注のキッチンや、陶器製のホーロー洗面台は、寸法、仕様、写真、図面、カタログをお見せして、設置場所と高さを、妻が実際に動いて、家事動線を確認しました。おかげで、とても使いやすいと妻が喜んでいます。
照明も施主支給で用意したので、どこにどんな灯りを使いたいのか、スイッチはどの場所がいいか、現場で妻と相談しながら決めました。決めることが多くて、頭がこんがらかってくるときもあったので、ファイリングしておいてよかったです。打ち合わせのときは、必ずこのファイルを持っていきました。
-- 11月に入居されてから、ひと冬を過ごされた感想をお聞かせください。
この冬は、床を裸足で歩けるほど暖かかったです。薪ストーブの輻射熱と、自然素材の相性がピッタリでした。おかげで輻射熱を生かせる家づくりが実現できました。
-- 輻射熱を生かせる家づくりとは、どういうものですか。
輻射熱はお日様や、炭火と同じ、遠赤外線の熱線で身体を直接温めることができるんです。遠赤外線が、壁面や無垢杉の床を暖め、暖められた壁面や床から熱が放出されて、自然な暖かさを感じます。遠赤外線の熱は、人間の身体だけじゃなく、自然素材にも届くんだけど、プラスチックのような物にはあまり蓄えられないんです。
村上です。輻射熱と相性抜群の素材に関して、すこし補足させてください。弊社で使用している珪藻土、無垢杉、セルロースファイバーは、遠赤外線の熱線を貯えて放出します。これによって、家の中が陽だまりのような暖かさで包まれます。弊社の工法は、珪藻土の壁の内側、無垢杉の床下にも、セルロースファイバーを隙間なく詰めて保温効果を高めています。
「薪ストーブの輻射熱を生かす自然素材、
セルロースファイバーが家の中に入っています 」
セルロースファイバーを
壁に注入する職人さん
グランディアホームは、自然素材に対してどこよりも「本物」こだわっていました。自然風じゃなく「本物」なんです。見えないところにまですごく気を配っているんだなって、ビックリしたことがあるんです。それは何かというと...。
- 「ある日、現場に行ったら、床下が真っ黒にペイントされてた!」
現場の柱の下の方が真っ黒に塗られていたので、「これは何ですか?」と聞いたら、地球にも人体にも優しい木炭塗料で、天然のヒバのオイルが、シロアリや、カビ、細菌から家を守ってくれるとのこと。見えないところへのこだわりに感心しました。無垢杉の塗料も、お米やオレンジからできた天然の健康塗料を使っているから、手触りがすべすべで気持ちいいです。 - 「収納に、桐が使われていた!」
桐というと、桐のタンスが真っ先に浮かびました。虫に強く、カラッとしているから大切な着物の収納に適していると聞いていましたが、桐のタンスって高価。その桐を、収納棚に使ってくれていたのが、うれしかったです。玄関の靴箱や、ウォークインクローゼットも桐を使っています。濡れたサーフボードを入れる事もあるので、うれしい心遣いでした。 - 「水周りに、漆喰を塗ってくれた!」
『漆喰は一番水に強い素材ですから、水周りには漆喰を使いましょう』、と最初に提案していただきました。カビや湿気に強く長持ちするとお聞きして、心強かったです。漆喰の質感は、陶器との相性がいいみたい。ちょっとレトロな雰囲気が出るところも気に入っています。
見えないところへのこだわりをご紹介
地球にやさしいシロアリ防虫剤
千葉の杉は虫に強いことで有名
職人さんの手で丁寧に塗られた珪藻土の壁
水周りは、カビと湿気に強い漆喰(しっくい)の壁
■ これからマイホームを建てようとお考えの読者のみなさまへのメッセージ
― これからマイホームを建てようとお考えの方に、アドバイスをお願いします。
「親身になってくれました」
●現場で出会ったアイディアをファイリングする
いろんなモデルハウスや現場を見て回ると、「いいな!」って思えるアイディアに出会えます。そんなとき、写真やカタログをファイリングして、工務店に相談すると、イメージを伝えやすいと思います。住宅雑誌の切り抜きも役に立ちました。
●諦めなければ、最高の作り手に出会える
自由に設計して、希望どおりの家を建てるには、柔軟に対応してくれるメーカーや工務店が不可欠ですよね。住み手と作り手との相性も大事だと思います。いい相性の作り手に出会うまで、諦めずに探し続ければ、最高の作り手に出会えると思います。
●現場には、せっせと通う
私たちは、家が完成するまで、毎週のように現場に来ていました。楽しみで、たまらなかったから、ついつい足がむいてしまうんです。私たちが楽しみにしている様子は大工さんにも通じていたみたいです。
― グランディアホームへのメッセージをお聞かせください。
村上さん、赤荻さん、設計の中澤さん、大工さん、建具屋さん、皆さん本当にお世話になりました!みなさんが建ててくれた家の住み心地は最高です。グランディアホームにお願いして良かったです。いろいろありがとうございました。
真夏の現場で、大工さんが「ここは風が良く通るから、夏でも涼しいよ!」と笑顔で教えてくれました。その言葉を思い出し、夏が来るのを楽しみにしています。
― 奥さんからも、グランディアホームにひと言お願いします。
私のわがままを叶えてくれて、ありがとうございました。大工さんがお仕事の合間に、私のまな板を作ってくれたこと、忘れられません。これからも、この家で、楽しく暮らしていきたいと思います。
薪をストックするために畑を借りたので、家庭菜園も始めたいです。いつもポジティブでいられるのは、明るい家のおかげかもしれません。みなさんに、心から感謝しています。

「思い通りの家が建てられて、ほんとうに良かった!」
(左)宮澤洋一様 (中央)宮澤香子希様 (右)グランディアホーム代表:村上仁氏
宮澤様、本日はお忙しい中、
貴重なお話をありがとうございました。













